11月


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夜、眠れないことが多くなった。
薬も効かない。
頭が冴えて考えたくないことが頭に浮かんでくる。

眠らせてももらえないのか?


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そこが地獄ならわたしの行くべきところだ。
そう思うのはどうしてだろう。
自分の思考回路がめちゃくちゃになっていくのがわかる。


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「誰かわたしを救って」と大声を出して叫びたい。
誰もわたしを救えないとわかってるのに。


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例え理解されなくてもわたしは「こうなんだ」と主張したい。
主張、なんてかっこよすぎるけれど。
自分は「こうなんだ」って伝え続けたい。


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何もすることがなくて自分という自分を模索してみる。
模索して何が見つかるだろう。
何がわかるだろう。
結局何もわからないままなんだ。


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わたしがするべきことはなんだろうかと考えてみる。
思い浮かぶのはただ、一つだけ。


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ぼやーと眠れた。
感覚的にぼやーっとした眠りだった。
だからなのか疲れがとれてない。
もっと眠りたい。
眠りを。


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もがいてももがいても波が立つだけ。
何も変わらない。
ならばいっそ波に乗ってどこかへ。
どこへでも行くよ。
どこまでも行くよ。


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「本当に欲しいのは思い出じゃない 今なんだ」
胸に響いた。
鳴り響いてやまない。


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わたしが死ぬことで誰が泣くだろう。
誰が困るだろう。
誰が後悔するだろう。

わからない。
わかってないから死にたいって思っちゃうのかな。


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いろんな人に「顔色が悪い」と言われた。
鏡を見てないからわからないけど血の気が引いたような色をしていたらしい。
「貧血起こしてるんじゃない?」って聞かれた。
そういえばずっと頭がくらくらしていた。
貧血か。
カルシウム摂ればいいのか?
ホットココアなら飲んだよ。


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お互いの距離が今どの辺にあるのかわたしにはよくわかる。
そういうのに敏感だから。
きっとあなたはここらへん。
君はあそこらへん。
あんたはあっちだよ。


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こないメールを待つのはつかれる。
待つってこんなにつかれるものだっけ。
慣れてると思ってたのにな。


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今、「本当に大丈夫?」って聞かれたらどう答えよう。
迷ってるってことは大丈夫じゃないってことかな。


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わたしは人に相談というものができない。
中学生のときも高校生のときも大学へ通っていた頃も、悩み事は溜めていた。
どうしてかはわからない。
たぶん「本当の自分」を知られるのが怖かったんじゃないだろうか。
今でもそういう気持ちは抜けきれていない。
自分の中で全て処理しようとしている。
それはあまりよくないということはわかっている。
でも相談した相手に負担がかかるんじゃないか思うとできない。
それは違うって相手は言う。
それでもできない。
なんでかな。
全てをさらけ出すことができない。


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辛いときに辛いと言える相手がいる。
それだけで十分だ。


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逃げることに決めた途端、逃げたくなくなった。
でも辛い。
このままでいるのは辛い。
なんでもないのに涙が出てくる。


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悩みがある人間は幸せだと誰が言ったの。
どうして悩みがあると幸せなの。
誰か教えて。


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何もかもを捨てたくなった。
いらないものばかりがわたしを埋め尽くす。


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どうにもできなくて逃げることしかできない自分が心底嫌だ。
もうダメだ。
限界を知った。


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胸につかえたものが取れる日はくるのだろうか。
もやもや。
もわもわ。


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頭の左後ろが痛む。
なんだろう。


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ただいま。
誰が「おかえり」と言うのだろう。


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しばらくエスケープ。
仕事で。
脳内エスケープは常にしている。


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他人の言葉に惑わされるのはやめよう。
他人なんだから。
信じてみよう。


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考えることを放棄したい。
ゴミ箱にぽいっと捨ててしまいたい。
燃えるかな。
燃えないかな。
どうせリサイクルされて自分の元へ返ってくるんだろうな。


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